アトリエFUMIについて
アトリエFUMIについて
この古民家は延享4年(1747年)に新潟県糸魚川市の早川地区、滝川原集落の早川沿いに
創建され、天保10年(1840年)に現在の場所に移築されました。
集落の名士であった為、多くの人々が集待ってもいいように部屋がいくつもある
大きなお屋敷です。昭和52年頃までは茅葺き屋根でした。
この古民家がある場所は元々、縄文人が住居を構えていた
『細池遺跡』のエリア内に位置し、当時の人々の暮らしや文化に関する
貴重な発見がされた場所で歴史的に興味深い土地です。
500年前の縄文時代中期~晩期にかけての遺跡であり、
集落跡や住居跡、土器・石器、勾玉などが発見されています。
由来となった“細池”は、今もなお地域の人々で大切に管理しています。
空き家になってから約10年。
今まで修繕しながら大切に守ってきたこの古民家。
“もう二度と同じものは造ることが出来ない唯一無二の古民家の良さ”を
たくさんの人に利用して知ってもらいたいと考えリノベーションをし、
古民家に新しい命を吹き込みました。